ケースライフサイクル設計
ビジネスプロセスモデリング
Pega Platform™では、ケースライフサイクル設計モデリング手法がサポートされています。 ビジネスユーザーはこのモデルを利用することで、思考と同じ流れでケースを参照し、操作することが可能になります。 各ケースのライフサイクルには、ステージ、プロセス、ステップがあります。
たとえば、Onboardingケースタイプのケースライフサイクルで人事、設備、IT部門が新入社員の出勤初日に設定を行うとします。
Pega Platformでは、複雑な業務や特定のニーズに対応するために、ステージ、プロセス、ステップのさまざまなタイプや設定がサポートされています。
次の画像では、「+」のアイコンをクリックすると、オンボーディングケースのライフサイクルの詳細が表示されます。
ステージ移行
ケースライフサイクルを設計する際には、ケースがどのように1つのステージから別のステージに移行するかを検討します。 ステージ移行の設定は、次の図のように、ステージのコンテキストのプロパティペインで行います。
プライマリステージのすべてのステップが完了すると、デフォルトでケースは次のプライマリステージに自動的に移行します。 ユーザーが1つのステージですべてのプロセスを完了すると、次のステージが開始されます。 このオプションはオルタネートステージでは使用できません。
その他のステージ移行オプションには、ユーザーアクションの待機とケースの完了があります。 Wait for a user actionオプションでは、すべてのステージのプロセスが完了すると、ケースワーカーはステージを完了するオプションを受け取ります。 Resolve the caseオプションでは、すべてのステージのプロセスが完了すると、ケースが自動的に解決されます。 また、Resolve the caseを選択すると、そのステージが赤色のバーで表示されます。 この2つのオプションは、プライマリステージとオルタネートステージの両方で利用可能です。
オートメーションによるステージ遷移
「Change stage」オートメーションステップを使用して、ケースを特定のステージに自動的に移行させます。 このタイプの設定が最も効果的なのは、オルタネートステージへの移行とそのステージからの復帰を自動化する場合です。
Onboardingケースの場合、Change stageオートメーションをApproval Rejectionオルタネートステージに追加します。 「IT setup」の選択が変更されたら、次に「Verification」ステージに進むよう「Change stage」ステップを設定します。
次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。