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HotelアプリケーションとHotel Proxyアプリケーションの作成

5 タスク

45 分

Visible to: All users
上級 Pega Platform 8.6 日本語

シナリオ

Front Stageは、FSGのサービスを充実させるために、最近、屋内イベントの開催を専門とする会社を買収しました。 買収した企業は、屋外イベントを取り扱うBookingアプリケーションを拡張したり、組み込んだりせずに、自社のアプリケーションに搭載されているホテル客室予約機能を使用できます。

FSGEmailアプリケーションが複数のアプリケーションで利用できるようになっているのと同様、FSGはホテル客室予約機能をさまざまなアプリケーションで利用できるようにしたいと考えています。

また、Front Stageでは、ホテルの客室リクエスト機能にFSGEmailアプリケーションを活用したいと考えています。 Front Stageの開発チームは、FSGEmailアプリケーションと同様に、ホテル客室予約機能をセルフテストできるようにしたいと考えています。

ホテルマネージャーはイベント予約で、予約確定済客室数を、対応するRooms Requestサブケースに設定する手段を必要としています。  セキュリティ上の懸念から、Front StageはBookingアプリケーションをオンプレミスでデプロイすることを決定しました。 FSGは、従業員でない外部のユーザーが社内ネットワーク上のFSGのシステムに直接アクセスすることを許可していません。 

以下の表は、ソリューションの検証に必要なログイン情報を示しています。

ロール ユーザー名 パスワード
Admin Admin@Hotel rules
Admin Admin@HotelProxy rules
Admin Admin@HotelDevOnly rules
Hotel Contact [email protected] rules
Hotel Contact [email protected] rules

このチャレンジを完了するには、Pegaインスタンスを起動する必要があります。

起動には5分ほどかかることがありますので、しばらくお待ちください。

詳細なタスク

1 設計オプションの特定

解決策は、リクエストされた部屋の空き状況を確認するためのUIをHotel Contactに、提供することです。 イベント参加者のために部屋が必要な場合は、Hotel Contactに連絡して部屋の空き状況を確認し、確認書を返信してもらう必要があります。

このソリューションは、以下のいずれかのオプションを使用して実装できます。

オプション1:

HotelとHotel Proxyの2つのアプリケーションを作成します。 REST APIで2つのアプリケーション間の通信チャネルを確立します。 FSGは、Hotel Contactが社内Hotelアプリケーションにアクセスすることを望んでいないため、必要な客室リクエストのみがHotel Proxyアプリケーション送られ、Hotel Contactはそこにアクセスして客室を確保した旨を通知できます。

オプション2:

指定された要件に対するソリューションとして、DWA(Directed Web Access)アプローチを検討します。 Hotel Contactに客室をリクエストし確認書を返信してくれるように依頼するメールを送信できます。 Hotel Contactは、外部割り当てに対応し、所定のサービスレベルアグリーメント(SLA)の範囲内で客室を確保した旨を通知できます。

オプション3:

Pegaウェブマッシュアップの使用は、指定された要件に対するもう一つのアプローチです。 「Create new channel interface 」セクションでマッシュアップコードを作成し、そのコードをホテルのITチームに渡して、ウェブサイトに掲載してもらいます。 Hotel Contactはウェブサイトにログインし、客室リクエスト割り当てにアクセスし、空室状況を入力して、確定した客室情報をサブミットします。

2 設計オプションの評価

設計 長所 短所
HotelとHotel Proxyアプリケーション 
  • FSGチームのリクエストにより、Hotel ContactはHotel Proxyアプリケーションにのみアクセスできる
  • Hotel Proxyアプリケーションは、Hotelアプリケーションのコンポーネントを再利用するため、開発工数が少なくて済む 
  • 2つの異なるアプリケーションをメンテナンスするには、時間がかかり、デベロッパーの工数が増える
     
DWAアプローチ
  • FSGemailアプリケーションが用意されているため構成が簡単
  • 将来的に必要に応じて別の機能を追加することができない 
  • 割り当てが1度しかプロセスされない
  • 他の割り当てられたオペレーターがワークオブジェクトをロックしている間、外部ユーザーは、割り当てにアクセスできない
Pega Web Mashup
  • Pega Platformでコードを自動生成できるため、マッシュアップコードの提供が簡単
  • ホテルは、FSGが提供するマッシュアップコードを埋め込むためのウェブサイトの変更を管理するチームを持っていない場合がある

3 最適な設計オプションの提案

FSGは、セキュリティー上の理由からHotel Contactが社内Hotelアプリケーションにアクセスすることを望んでいないため、HotelアプリケーションとHotel Proxyアプリケーションを作成することが推奨されます。

4 必要な構成タスクの特定

推奨される設計に沿ってソリューションを実装するには、以下のタスクを実行します。

  1. Hotel アプリケーションを作成します。
  2. Rooms Requestケースタイプを構成します。
  3. Hotel Proxy アプリケーションを作成します。
  4. Rooms Request Proxyケースタイプを構成します。
  5. Rooms Request ケースタイプのライフサイクルを定義します。
  6. Rooms Request Proxy ケースタイプのライフサイクルを定義します。

5 ソリューション詳細のレビュー

ソリューションは、次のルールセットに実装されます。 

  • RoomsRequestCase
  • RoomRequestInt
  • HotelShared_20191202T192854184
  • EmailEditor_20170814T145312970
  • RoomsRequestProxy
Book event life cycle
Rooms request case life ccle

 



このモジュールは、下記のミッションにも含まれています。

トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。

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