プライマリーフィールドの指定
プライマリーフィールドは、特定のタイプのケースとやり取りするときに必ず確認する重要なデータを表します。プライマリーフィールドは、デフォルトのCreation、Edit、Detailsビューに自動的に表示されます。
Pegaビジネスアーキテクトとして、ケース完了に最も重要な情報を特定し、それらのフィールドを「Primary」に指定することで、UI設定に関わる時間と労力の両方を削減できます。
このトピックでは、データモデルでプライマリーフィールドを指定する方法を確認し、この設定で参照データオブジェクトから、関連情報をビューに自動的に入力する継承パターンを作成する方法を理解します。
データモデルでのプライマリーフィールドの指定
プライマリーフィールドは、データモデル内で設定され、ケースタイプとデータオブジェクトの両方で一貫して機能します。フィールドを「Primary」に指定すると、これらのフィールドはその特定のデータモデルの最も関連性の高い情報となり、Create、Edit、Detailsビューに自動的に表示されます。
次の画像では、GoGoRoadアプリケーションのService Addressデータオブジェクトには、City、State、Streetの各フィールドがプライマリーとして指定されています。
次の画像に示されるとおり、「Primary」に指定すると、Service AddressデータオブジェクトのDetailsビューにCity、State、Streetフィールドが自動的に表示されます。
また、プライマリーフィールドは、データオブジェクトに関連付けられたCreateビューとEditビューにも自動的に含まれます。
同じプライマリーフィールド指定プロセスがケースタイプに適用されます。ケースタイプのデータモデルに直接フィールドを指定すると、それらのフィールドがケースタイプのビューに自動的に表示されます。
次の画像では、実行時にDetailsビューにサービス住所のプライマリーフィールドが表示されています。
プライマリーフィールドと参照フィールド
ケースタイプにデータオブジェクトを指す参照フィールドが含まれている場合、その参照データオブジェクトのプライマリーフィールドは、ケースタイプのデータモデルで自動的に使用できるようになります。この継承パターンにより、参照データオブジェクトからの最も関連性の高い情報が、追加の設定なしでケースタイプのビューに表示されます。
次の画像では、Assistance Requestケースタイプデータモデルで、Service address (AR)、Service type、Vehicle information (AR) がプライマリーフィールドとして指定されており、Service address (AR) とVehicle information (AR) は、GoGoRoadアプリケーションデータモデルでそれぞれService addressとVehicle informationへの参照フィールドとして機能しています。
参照されるデータオブジェクトのプライマリーフィールドは、ケースタイプのビューに直接渡されます。
次の画像に示すように、Assistance Requestケースタイプには、Service Typeと呼ばれる1つの直接のプライマリーフィールドがあり、Service Addressデータオブジェクト(City、State、Street)とVehicle informationデータオブジェクト(MakeとModel)からのプライマリーフィールドは、Assistance Request Detailsビューに自動的に表示されます。
この継承パターンにより、次のように簡素化された体験が実現します。
- プライマリーフィールドは、データオブジェクトレベルで一度設定します。
- 参照されるデータオブジェクトは、自動的にプライマリーフィールドをデータモデルに追加します。
- 継承されたプライマリーフィールドをビューに表示するために、ケースタイプレベルで追加の設定を行う必要はありません。
次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。