パターンに対するデータの検証
3 タスク
10 分
中級
Pega Platform '23
データ統合
日本語
シナリオ
TGBは、インドに支社を開設することを決定しました。 インドからの候補者は、本人確認のためにAadhaar IDを提示する必要があります。 インド在住の候補者が、以下の要件を満たすAadhaar IDを入力するようにします。
- IDには、アルファベットや特殊文字は含まれません。
- IDは、それぞれ4つの数字のグループ3つで構成され、グループの間はスペースで区切られています。
- IDは、「0」または「1」のいずれかで始まるものではありません。
Collect personal detailsステップでCandidateレイアウトを設定し、Aadhaar IDのフィールドを表示します。 ユーザーがインドの3文字の国コード(IND)を入力した場合にのみ、フィールドが表示され、必須となるようにフォームを設定します。
補足: Aadhaar IDプログラムの詳細については、「https://en.wikipedia.org/wiki/Aadhaar」を参照してください。
以下の表は、チャレンジに必要なログイン情報をまとめたものです。
ロール | ユーザー名 | パスワード |
---|---|---|
シニアシステムアーキテクト | SSA@TGB | pega123! |
チャレンジ ウォークスルー
詳細なタスク
1 エディットバリデートルールを作成してAadhaar IDパターンをテストします。
- チャレンジのPegaインスタンスに、以下のログイン情報を入力します。
- User nameフィールドに「SSA@TGB」と入力します。
- Passwordフィールドに「pega123!」と入力します。
- Dev StudioのCreateメニューで、Data Model > Edit ValidateをクリックしてCreate Edit Validate画面を表示します。
- Create Property画面のLabelフィールドで、「Validate Aadhaar ID」と入力します。
- Create and openをクリックしてエディットバリデートルールを作成します。
- Validate Aadhaar ID edit validate画面のJava Sourceフィールドで、次のJavaコードを入力します。
// Regex to check valid Aadhaar number
String regex= "^[2-9]{1}[0-9]{3}\\s[0-9]{4}\\s[0-9]{4}$";// Compile the ReGex
java.util.regex.Pattern p = java.util.regex.Pattern.compile(regex);// If the string is empty, return false
if (theValue == null || theValue.trim().equals("")) return false;// Pattern class contains matcher() method to match the given string and the regular expression
java.util.regex.Matcher m = p.matcher(theValue);// Return if the string matched the ReGex
return m.matches(); - Save をクリックして、エディットバリデートルールの設定を完了します。
2 Aadhaar IDプロパティを作成する
- Createメニューで、「Data Model > Property」をクリックしてCreate Property画面を表示します。
- Create Property画面のLabelフィールドで、「Aadhaar ID」と入力します。
- Apply to フィールドに、「TGB-HRApps-Data-Candidate」と入力します。
補足: デフォルトでは、Data Explorerに表示されたデータタイプに対応するクラスのみが利用可能なクラスのリストに表示されます。 Data Explorerでデータタイプを公開することで、TGB-HRApps-Data-Candidateクラスを選択肢のリストに追加することができます。
- 「Create and open」をクリックしてプロパティルールを作成します。
- Aadhaar IDプロパティフォームで、Advancedタブをクリックします。
- Advanced タブのMax lengthフィールドで、「14」を入力して、ユーザーが14文字を超える値を入力できないようにします。
- Expected lengthフィールドに、「14」と入力します。
- Use validateフィールドで「ValidateAadhaarID」を選択して、ユーザーがプロパティに値を指定する場合にValidate Aadhaar IDエディットバリデートルールを適用するようにします。
- 「Save」をクリックして、Aadhaar IDプロパティの設定を完了します。
3 Aadhaar IDフィールドをCollect personal informationステップに追加します。
- App Explorerで、「Candidate > User Interface > Section > CollectPersonalDetails_0」を選択してCollect personal detailsセクションを開きます。
- CollectPersonalDetails_0_Candidate埋め込みセクションレイアウトのヘッダーをクリックします。
- レイアウトヘッダーでOpen Ruleアイコンをクリックして、新しいタブで埋め込みCollectPersonalDetails_0_Candidateセクションを開きます。
補足: 埋め込みセクションを開いた場合、ブラウザーに「埋め込みセクションの変更は、セクションが更新されるまでCollectPersonalDetails_0セクションに反映されません」と説明するワーニングが表示されます。 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。
- CollectPersonalDetails_0_Candidateセクションのコピーを、ロック解除バージョンのルールセットに保存します。
- Data captureリストで「Text input」を選択します。
- カーソルをCandidate informationレイアウトにドラッグし、テキスト入力コントロールをHome Phoneフィールドの右側に配置します。
- テキスト入力フィールドをダブルクリックして、Cell Propertiesダイアログボックスを開きます。
- Cell PropertiesダイアログボックスのPropertyフィールドに、「.AadhaarID」と入力するか選択します。
- Visibilityリストで「Condition (expression)」を選択します。 Cell Propertiesダイアログボックスが更新され、VisibilityフィールドにCondition for visibilityフィールドが表示されます。
- Condition for visibilityフィールドに、「.pyCountryCode='IND'」と入力します。
- Requiredリストで「Condition (expression)」を選択します。 Cell Propertiesダイアログボックスが更新され、以下のVisibilityフィールドにCondition for required が表示されます。
- Condition for requiredフィールドに、「.pyCountryCode='IND'」と入力します。
- 「Submit」をクリックして、Cell Propertiesダイアログボックスを閉じます。
- 「Save」をクリックして、セクションルールの設定を完了します。
- 「Check in」をクリックしてルールをチェックインし、セクションをそれ以上編集しないようにします。
作業の確認
- Createメニューで、「New > Candidate」をクリックしてCandidateケースを作成します。
- ペルソナ情報の収集フォームで、次の必須フィールドに情報を入力します。
フィールド 値 Position Director First Name Ramesh Last Name Singh Email [email protected] Taxpayer ID 000-00-0000 - 3-letter country codeフィールドに、「IND」と入力します。
- 3-letter country codeをクリックしてフォームを更新し、Aadhaar IDフィールドを表示します。
- Aadhaar IDフィールドに次のテーブルの値を入力し、フィールドの外をクリックしてフィールドの検証ロジックをテストします。 テーブル内の各値の検証は、失敗することになります。
値 失敗の原因 1234 5678 90 桁数が不足しています 1234 5678 9012 入力値が「1」で始まっています 223456789012 区切り文字がありません 2234 5678 90AB 英字が入力されています 補足: Aadhaar IDフィールドをクリックしても検証がトリガーされない場合は、Submitをクリックします。 - Aadhaar IDフィールドに、「2234 5678 9012」と入力します。
- フィールドの外をクリックして、エラーが表示されていないことを確認します。
このチャレンジは、下記のモジュールで学習したことを実践するための内容です。
このモジュールは、下記のミッションにも含まれています。
トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。