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Agile Workbench

Agile Workbenchは、Pega Platform™プロジェクトでステークホルダーやチームメンバーが機能開発を追跡し、プロジェクトのフィードバックをリアルタイムに取得するために使用するソフトウェアツールです。 Agile Workbenchは、Directly Capturing Objectives™(DCO)およびアジャイル開発をサポートしています。 アプリケーションのフィードバックや開発状況をAgile Workbenchで直接管理することにより、アプリケーション開発をより効率的に行うことができます。

以下の画像は、App StudioのAgile Workbenchのアイコンです。

Agile Workbench icon

ワークアイテム

ワークアイテムは、開発作業のバックログになります。 Agile Workbenchでは、3種類のワークアイテムを作成します。

  • ユーザーストーリー:ビジネス要件を説明します。 開発作業の大半は、ユーザーストーリーから構成されます。 時間を節約するために、Excelからユーザーストーリーをアップロードします。
  • バグ:機能の不具合を記録します。 開発者は通常、小さなバグよりも大きなバグに対応します。
  • フィードバック:プレイバックセッションで特定された機能拡張リクエストを記録するアイテムです。 開発者は、フィードバックを踏まえて現リリースや将来のリリースの開発を進めます。
補足: ユーザーストーリーをアップロードするには、「Populating story templates」を参照してください。 Agile Workbenchでのバグの記録については、「Creating bugs to report feature defects」を参照してください。 

アプリケーションプロファイル

アプリケーションプロファイルには、アプリケーションのワークアイテム、機能、およびそのステータスの最新情報が表示されます。

Agile Workbench

機能と補助機能

ワークアイテムは、機能や補助機能と関連付けることができます。 機能とは、アプリケーションがサポートできる動作のことです。 補助機能とは、機能内の機能です。 アプリケーションで新しいケースタイプを作成すると、Pega Platformは自動的に同じ名前の機能を作成します。 たとえば、OnboardingケースタイプでOfficeドロップダウンに選択肢がないバグを発見したため、このバグをOnboarding機能に関連付けます。 

補足: 実装する機能の管理と文書化の詳細については、「Managing application features」を参照してください。

ステータス

各ワークアイテムには、「To do」「Doing」「Done」のいずれかのステータスがあります。 ワークアイテムのステータスを変更するには、カードを該当する列にドラッグするか、ワークアイテム自体のStatusリストを使用します。

Agile Workbenchのナビゲーション

次の図で「+」アイコンをクリックすると、Agile Workbenchのナビゲーションに関する詳細が表示されます。

    Agile Workbenchのユースケース

    Agile Workbenchを使用した一般的なシナリオでは、ビジネス関係者やプロダクトオーナーと共にケースタイプの各機能を一通り実行または再生します。 たとえば、Customer refundケースタイプを見ながら、顧客の返金プロセスのステップに抜けがないかを確認します。 プレイバックセッションで誰かが変更の必要性に気付いた場合には、バグ、フィードバック、改善内容をAgile Workbenchに記録します。

    たとえば、次の図は左側にOnboardingケースタイプを示しています。 Officeリストに選択肢がないことが確認できます。 Agile Workbenchでは、右の図のように、修正するバグを文書化します。

    Bug creation

    Agile Workbenchの統合

    Agile WorkbenchはAgile Studioと連動します。Agile Studioは、個別のPega Platformツールであり、リリース管理、プロセス追跡、チーム能力、データ分析においてAgile Workbench機能を拡張して充実化します。 Agile Workbenchは、JiraやCA Agile Centralなどの外部ツールとも連動します。 Agile Workbenchの統合機能により、お客様は既存のインフラを使用しながら、DCOの利点を活用できます。

    以下のインタラクションで理解度をチェックしてください。


    このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。

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