Skip to main content
バージョンタグがご希望のコンテンツと一致しているかご確認ください。 または、最新バージョンをご利用ください。

Application Settings機能

アプリケーションは稼働する前に、開発、品質保証(QA)、ステージングなどのさまざまな環境を経て、本番環境に移行します。

通常、アプリケーションをあるサーバーや環境から別のサーバーや環境に移動する場合、アプリケーションに接続されている外部システム(エンドポイントURLやJNDIサーバーなど)への参照が変更されます。 これらの外部システムと接続するためにアプリケーションが必要とする情報は、環境に応じて変更する必要があります。

たとえば、ある株式取引会社では、Pega Platform™アプリケーションが株価データのウェブサービスを参照しており、ユーザーにメールで通知するためのメールサーバーを利用しています。

次の画像で「+」アイコンをクリックすると、Application Settingsの仕組みが表示されます。

前述の例では2つの設定しか説明されていませんが、アプリケーションには何十ものコネクターと設定情報が存在する可能性があります。 各アプリケーションの環境設定を個別に更新することや、環境設定の1つを見落としてアプリケーションの稼働を遅らせるような事態は回避する必要があります。

Application Settings機能を使うと、設定を見落とすことなく、環境ごとに外部システムを参照することができます。 Application Settingsでは、環境に応じて変化する設定値を定義でき、統合ルールやデータインスタンスの更新は必要ありません。 Application Settingsには、次のいずれかのタイプの値を指定できます。

  • Text
  • Boolean
  • Enumerated list
  • クラス

Application Settingsのカテゴリー

Pega Platformアプリケーションには多くのアプリケーション設定が含まれる場合があります。 分類機能を使用すると、デベロッパーは関連するアプリケーション設定をグループ化して、アプリケーション設定を検索しやすくするとともに、その目的を理解しやすくすることができます。

ユーザーがアプリケーション設定を簡単に検索できるようにするには、カテゴリーを作成します。 たとえば、「統合」というカテゴリーを作成すると、顧客データとの統合に関連するアプリケーション設定にこのカテゴリーを適用できます。 Dev Studioで、Create > SysAdmin > Categoryを選択して、簡単な説明と名前を入力します。​​​​

次の画像の例は、新しいカテゴリーを作成するために必要なフィールドを示しています。

Create category

親カテゴリー

カテゴリーは親カテゴリーを持つことができ、たとえば「Security」のように、類似カテゴリーを目的別にグループ化することができます。 複数のカテゴリーをグループ化するには、「Definition」タブの「Parent category ID」フィールドで、下 矢印キーを押して、親カテゴリーを指定します。

アプリケーション設定値

Dev Studioで本番レベルごとに別々の値を設定します。 実行時には、現在の本番レベルに対応するアプリケーション設定値が使用されます。

本番レベルの値は、次の環境をサポートしています。 

1 - サンドボックス
2 - 開発
3 - 品質保証
4 - ステージング
5 - 本番

次の画像に示すナビゲーションパスを使用して、Dev StudioのApplication Settingsランディングページからアプリケーション設定を表示、検索、編集します。

Application settings

ランディングページには、使用中の現在の本番環境に対応するアプリケーション設定が表示されます。 エンドポイントURLなどのアプリケーション設定の値を編集できます。 

変更するアプリケーション設定ルールを開きます。 「Value」列には、指定した本番レベルの設定値を入力します。 アプリケーション設定値を変更する前に、アプリケーション設定のルールセットがロックされていないことを確認します。 たとえば、Production の値を変更するには、アプリケーション設定ルールがプロダクションルールセットに含まれている必要があります。 

次の画像は、Application Settingsの「Settings」タブを示しています。このタブでは、各本番レベルの値を変更できます。

Production level service endpoint url
補足: 「Value」列のフィールドの表示は、「Value type」フィールドで選択した値タイプによって異なります。 たとえば、「String/text」を選択した場合、「Value」列には、テキスト値を入力するフィールドが表示されます。 「Boolean」を選択すると、代わりにチェックボックスが表示されます。

Application Settingsのすぐに使えるデータページ

Pega Platformには、すぐに使える(OOTB)データページD_PxGetApplicationSettingValueが用意されています。これにより、必要な値を簡単に取得できます。 値を格納するアプリケーション設定を作成すると、データページが環境プロパティルールをそれらの値と結び付けて、プロパティと値のペアをクリップボードに書き込みます。

次の例では、OOTBデータページを使用してApplication Setting値を取得します。 

Application settings data page

たとえば、環境ごとに異なる値との統合のための設定を含んだ新しいApplication Settingを作成できます。 実行時に、システムはD_pxGetApplicationSettingValueデータページにアクセスしてこれらの設定を読み込みます。

補足: 設定の詳細については、「Configuring dynamic references to external systems by using the Global Resource Settings feature」を参照してください。

次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。


このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。

トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。

このコンテンツは役に立ちましたか?

このコンテンツは 100% のユーザーにとって役に立ちました。

改善できるところはありますか?

We'd prefer it if you saw us at our best.

Pega Academy has detected you are using a browser which may prevent you from experiencing the site as intended. To improve your experience, please update your browser.

Close Deprecation Notice