アセットの再利用と関連レコード
App Studioでのアセットの再利用および関連レコードの活用
再利用可能アセットとして開発されていることを確認し、App Studioで公開して再利用できるようにします。 既存のアセットは、リファクタリングツールを使用して再利用可能なアセットにリファクタリングできます。
関連レコードを使用して、App StudioやCase Designerで再利用可能なルールの再利用を促進します。
組織の成熟度モデルが導入されると、再利用可能なエンタープライズアセットがますます増えていきます。 センターオブエクセレンス(COE)で共通アセットを管理します。
関連レコードとは、ケースやデータタイプのレコードについて、子クラスで必要または再利用可能なものとして指定したものです。 ケースタイプの関連レコードには、ケースで特に重要なフィールド(プロパティ)、ビュー(セクション)、プロセス(フロー)、またはユーザーアクション(フローアクション)、コレスポンデンスルール、パラグラフ、ハーネス、サービスレベルアグリーメント、および明示的に重要なルールへの参照を含めることができます。 データタイプについて、関連レコードによりデータタイプの最も重要な継承フィールド(プロパティ)が指定されます。
関連レコードには、ケースまたはデータタイプのクラスで直接定義されたレコード、および親クラスから継承されたレコードが含まれます。
レコードを関連レコードとして指定すると、Case DesignerやData Designerでのほとんどのプロンプトやフィルタリングを制御できます。 たとえば、Case Designerでステップを追加する際に、関連レコードとして定義されたユーザーアクションやプロセスが表示されます。
ケースのデータモデルを定義するフィールドで、関連するケースタイプとしてマークできます。 マークした関連プロセスやユーザーアクションは、Case Designerのプロンプトに表示され、再利用が促進されます。 関連性をマークしたビューは、再利用可能なビューとして表示されます。
Case DesignerやData Designerでフィールド、ビュー、プロセス、およびユーザーアクションを作成すると、関連レコードとして自動的にマークされます。 関連レコードは、Relevant Recordsランディングページで手動で指定できます。 pxSetRelevantRecordを使用して、関連レコードを追加することもできます。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。