
データトランスフォーム
データトランスフォームは、アプリケーションでデータを操作することを目的としています。 データトランスフォームにより、必要なフィールドにデータがコピーまたはドライブされます。 データトランスフォームを使用すると、データをあるタイプから別のタイプに変換したり、オブジェクト間でデータを移動したり、値を計算したり、フォーマットを変更したり、デフォルト値を設定したりできます。
次の図の「+」アイコンをクリックすると、Pega Platform™がデータトランスフォームを使用して購買アプリケーションのチェックアウトプロセスを改善する仕組みが表示されます。
ヒント: 親子ケースリレーションシップの情報にアクセスする場合は、データをコピーするのではなく、参照することを検討してください。 データを参照することで、親ケースのデータが変更され、子ケースに反映される場合の同期の問題を回避できます。
App Studioでのデータトランスフォームの設定
データトランスフォームを使用してデータをコピーするだけでなく、データトランスフォームを使用してデータをあるタイプから別のタイプに変換することもできます。 たとえば、別のシステムから入力された配送日を「December 4, 2021
」などの文字列値として受け取ります。データトランスフォームを使用して、配送日の保存された文字列形式をコピーし、日付値のプロパティ、「12/04/2021」に変換します。
App Studioでは、Run Data Transformオートメーションまたは事前/事後処理アクションを使用して、データトランスフォームを適用できます。
補足: App Studioでのデータトランスフォーム設定の詳細については、「App Studioでのデータトランスフォームの作成」を参照してください。
データトランスフォームオートメーションの実行
Run Data Transform オートメーションは、選択されたデータトランスフォームをランタイムで実行するか、新しいデータトランスフォームを定義できます。 たとえば、次の図に示すように、Convert string to dateデータトランスフォームを実行するようにRun Data Transformオートメーションを設定します。
事前/事後処理
事前処理アクションであるステップの実行前、または事後処理アクションであるステップの実行後に、データトランスフォームを実行するようにステップを設定できます。 購買アプリケーションの例では、データトランスフォームを実行する事後処理アクションを使用してShipping informationステップを設定し、配送先情報をBilling Addressビューにコピーできます。 次の図は、事後処理データトランスフォームをのあるShipping Informationステップを示しています。
補足: 事前処理と事後処理の詳細については、「フローアクションの事前処理と事後処理」を参照してください。
以下のインタラクションで理解度をチェックしてください。
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