パターンに対するデータ検証
データ検証におけるエディットバリデートルールの役割
アプリケーションでは検証を行うことにより、ユーザーが正しくないデータを送信してエラーが発生することを最小限に抑えることができます。 たとえば、ケースを処理する場合、ユーザーは社会保障番号(SSN)を入力する必要があります。 ユーザーがハイフンで区切られた正しい9桁の形式で(例、111-11-1111)でSSNを入力するようにします。 この検証を行うには、文字パターンを検証するルールタイプのエディットバリデートルールを使用します。 ユーザーが間違った形式でSSNを入力し、フィールド外の場所をクリックすると、エラーメッセージが表示されます。
他の一般的なタイプの検証として、ユーザーが利用できるオプションを制限する方法があります。 たとえば、デベロッパーはDate/Timeプロパティタイプを指定して、ユーザーが有効な日付のみを入力できるようにしたり、プロパティでドロップダウンリストコントロールを使用して、ユーザーが承認されたオプションのみ入力できるようにしたりすることができます。 対照的に、エディットバリデートルールでは、ユーザーが入力できる値は制限されず、データ形式に基づいて検証されます。
エディットバリデートルールは、アクティビティやフローアクションではなく、プロパティで定義されます。 エディットバリデートルールはクライアントサイドの検証で使用されます。つまり、ユーザーが入力した値は、サーバーを参照せず直ちに検証されます。 バリデーションは、ユーザーが入力値を変更する際に発生します。 プロパティにエディットバリデートルールを適用するには、AdvancedプロパティルールフォームのタブにあるUse validateフィールドでエディットバリデートルールを参照します。 次の例は郵便番号を収集するプロパティルールを示しています。エディットバリデートルールの適用により、入力された値がUS ZIP Code形式と一致していることが確認されます。
次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。