
コネクターのエラー処理
コネクターは、外部システムにデータを書き込んだり、データを読み込んだりするために使用します。 コネクターは外部のシステムと通信するため、問題が発生する可能性が常にあります。 そのため、すべてのコネクターにおいてエラー処理を行うことが推奨されています。 次の表は、外部システムとの統合時に発生する可能性のあるタイプのエラーと、それぞれに対する最良の戦略を示しています。
エラータイプ | 説明 | 例 | アクション戦略 | |
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Transient Errors(一時的エラー) | このエラーは一時的なもので、通常は時間の経過とともに修正されます。 |
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統合に失敗したことを知らせるメモをエンドユーザー向けに追加し、後から再試行するように依頼します。 また、応答がすぐに必要でない場合は、接続を自動的に再試行することもできます。 | |
Permanent Errors(永続的エラー) | このタイプのエラーは通常、設定エラーまたはリモートアプリケーションロジックのエラーにより発生するものです。 | 無効なSOAPリクエストがSOAPサービスに送信されます。 このエラーは、SOAPリクエストメッセージが修正されるまで続きます。 | ログファイルに詳細を書き込むことで、エラーを調査して修正することができます。 さらに、調査と修正のためのプロセスを実行することもできます。 |
以下のインタラクションで理解度をチェックしてください。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
- 統合エラー v6
トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。