メッセージマニフェストの実装
メッセージマニフェストの実装
ロボッティックソリューションにメッセージマニフェストを実装する際に考慮し、認識するべき3つの項目があります。
- Pega Robot Runtime™では、マルチプロジェクトソリューションのメッセージマニフェスト定義をどのように管理するか。
- デベロッパーはMessageManifestコンポーネントのメソッドをどのように使用するか。
- デベロッパーはMessageDetailsオブジェクトをどのように渡したり、返したりするか。
ランタイムのマルチプロジェクトソリューション
3つのプロジェクトを含むソリューションについて考えます。 各プロジェクトには、それぞれのプロパティで作成された独自のメッセージマニフェストが定義されています。
- Pega Robot Runtimeは、ソリューションプロジェクトを開始してロードします。
- Pega Robot Runtimeは、各プロジェクトのメッセージ定義を1つのメッセージ定義ストアにマージします。
- 各プロジェクトのMessageManifestコンポーネントは、1つの中央メッセージ定義ストアへのアクセスを提供します。
MessageManifestコンポーネントのメソッド
MessageManifestコンポーネントには4つのメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
GetMessage | 指定されたメッセージのメッセージ定義の個々のプロパティを返します |
GetMessageDetails | メッセージ定義の個々のプロパティを含むMessageDetailsオブジェクトを返します。 置換項目を含むメッセージには入力値を提供できます |
ShowMessage (1 parameter) | MessageDetailsオブジェクトに基づいてメッセージを表示します |
ShowMessage (2 parameters) | コードおよび置換に必要な入力が指定されたメッセージを表示します |
補足: どちらのShowMessageメソッドも、System.Windows.Forms.DialogResultオブジェクトを返します。
MessageDetailsオブジェクト
デベロッパーがGetMessageDetailsメソッドを使用すると、指定されたメッセージを表すMessageDetailsオブジェクトが返されます。 MessageDetailsオブジェクトはメッセージ定義をプロパティとして公開します。
その結果、Jumpラベルとエグジットポイントの両方がMessageDetailsオブジェクトをデータタイプとしてサポートするため、オートメーションではMessageDetailsオブジェクトをオートメーション出力としても、Jumpラベル入力としても渡すことができます。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
- 標準装備の機能 v1
トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。