外部データソースのシミュレーション
外部データソースのシミュレーション
Pegaには、外部データソースをシミュレーションする機能が備わっています。 外部データソースのシミュレーションは、外部システムが使えない場合に便利です。 データソースや返されるデータがわかっていれば、あらゆる外部データソースのシミュレーションが可能です。 サンプルデータを使ってデータソースのシミュレーションを行うと、ソースシステムやアプリケーションの具体的なデータの準備ができるまで、アプリケーションの開発やテストを継続できます。
補足： ソースシステムにデータがない場合や、APIの開発中も、データソースをシミュレーションできます。
たとえば、外部データソースがまだ実装されていない場合、 データソースをシミュレーションすると、外部システムが使用可能になる前に、ケース処理を実装できます。
外部データソースのシミュレーションは、返されるレスポンスを指示できるため、単体テストにも便利です。 ソースシステムでの開発作業やソースシステムに対するPegaインターフェイスでの作業が完了するのを待つ間、さまざまなソースデータのサンプルを使用して、アプリケーションの開発とテストを継続できます。 たとえば、チームで気象情報ウィジェットを作成している場合、UIチームは、プラットフォームチームがアプリケーションと外部データプロバイダとの間にインターフェイスを実装する前に、データを用意してインターフェイスの動作設計を確認できます。
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シミュレーションソースの構成
外部データソースからどのようなデータが返されるかがわかっている場合は、データビューを使って、まだ定義されていない外部データソースをシミュレーションできます。 App Studioのランディングページでは、シミュレーションデータページ（データビューとも呼ばれる）のリストをIntegration Designerから表示できます。 App Studioで、を選択してIntegration Designerを開きます。 左上にあるアイコンを選択して、シミュレーションデータオブジェクトでフィルタリングし、すべてのシミュレーションデータビューをすばやく見つけます。
補足： Dev Studioのヘッダーで「Configure」>「Data Model」>「View external data entities」を選択すると、「External Data Entities」ランディングページが開き、アプリケーションのシミュレーションデータページの概要を取得できます。 緑色のドットが付いているソースシステムは、本番環境に対応しています。 オレンジ色の三角が付いているソースシステムは、シミュレーション対象です。
App Studioでデータビューを作成する場合は、データのソースを指定します。 ソースデータをシミュレーションするときも、システムオブレコード（実際のデータ）に接続するときも、同じデータビューが作成されます。
サンプルのソースデータ、つまり「レコード」をデータオブジェクトに追加してから、シミュレーションデータソースにアクセスするビューを設定できます。
Dev Studioでは、ソースデータをデータページで直接指定できます。 データソースをシミュレーションするには、データページで「Simulate data source」オプションを選択します。 データページのシミュレーションは、データトランスフォーム、アクティビティ、レポートディフィニッション、またはルックアップを使って行えます。 シミュレーションを選択すると、構成済みのデータソースはすべて無効になります。
たとえば、関係者がロードサイドアシスタンスサービスのプロバイダリストをシミュレーションする場合は、 「Service Provider」データオブジェクトについて、サービスプロバイダのシミュレーションソースを備えたデータビュー「D_ServiceProviderList」を作成します。 「Service Provider」データオブジェクトにサービスプロバイダのサンプルレコードを追加し、データビューでシミュレーションデータソースを参照して、「Service Provider」ドロップダウンフィールドにサンプルレコードを入力します。
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