レポート構造を使うカスケード承認
カスケード承認
承認はケースタイプによって異なります。 自動車保険ケースタイプでは、企業査定者からの承認が1回必要となる場合があります。 購入リクエストや経費報告など、ケースタイプによっては一連の承認が必要な場合もあります。
プロセスにより、一連の承認を設定します。カスケード承認を設定するときには、以下の点を考慮してください。
- 誰が承認を行う必要があるか。
- 承認はいくつ必要か。
- レポート構造全体による承認が必要か、それとも階層の一部のみによる承認でよいか。
カスケード承認モデルには、
と の2種類があります。 レポート構造に基づくカスケード承認では、ユーザーの直属のマネージャーとそれより上のマネージャーの承認が必要です。 必要な承認の数を決めるための、しきい値を設定するビジネスロジックを設定できます。たとえば、経費報告にマネージャーの承認がなければ、経理部門は支払いを処理できません。 サブミットされた経費の合計額によっては、経費リクエストはシニアマネージャ、取締役、副社長の承認も必要な場合があります。
レポート構造のカスケード承認オプション
Dev Studioでカスケード承認を設定します。
レポート構造のカスケード承認オプションには、次のようなものがあります:
承認を完了するオペレーター | レポート構造の承認では、ユーザーのオペレーターIDレコードに関する情報を使用して一連の承認者が決定されます。 ユーザーのレポーティングマネージャーまたはワークグループマネージャーのいずれかが承認を完了します。 実行時、PegaPlatform™では現在のユーザーに基づいて適切な承認者がルックアップされます。 |
構造に含まれる承認者の数 |
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レポート構造のカスタム承認レベル
経費報告の払い戻しリクエストでは、以下の図に示すレポート構造と承認に基づいた承認が必要です。 承認の数はリクエストの金額によって異なります。
次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。
トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。