ケースステータス

ケースステータスの値は、ビジネスプロセスの現在の状態に関する情報をユーザーに提供します。ケースライフサイクルにおけるケースステータスの変更は、ケースが解決に向けて進んでいることを示します。 必要以上にケースステータスを更新すると、エンドユーザーに混乱が生じます。ベストプラクティスは、ケースタイプに10個以下のケースステータスを含めることです。 

次の表に、標準的なケースステータスの値と接頭辞を示します。

ベストプラクティスとして、既存のケースステータスを使用します。必要に応じて、Dev Studioでカスタムのケースステータス値を作成します。

ケースステータスは、ケースライフサイクルのどのステージにも、どのステップにも設定できます。 

ステージでのケースステータスの更新

ステージのケースステータスを設定した場合、ケースがそのステージになるとケースステータスはPega Platformにより自動的に更新されます。ケースライフサイクルの最後のステージでは、完了ステータスを指定できます。これはステージのすべてのプロセスが完了した後に表示されるケースステータスとなります。 

次の図に示すオンラインショッピングアプリケーションの例では、ケースステータスが各ステージで更新され、注文のステータスを示します。ステータスには、New、Pending-Processing、Pending-Fulfillmentに加え、ケース解決時のResolved-Completedがあります。

ステップでのケースステータスの更新

ケースタイプによっては、ステップレベルでより具体的なケースステータスを設定した方が良い場合もあります。ステップでケースステータスを設定した場合、ケースがそのステップになると、ケースステータスはステップに定義された値にPega Platformにより自動的に更新されます。

次の図に示すオンラインショッピングアプリケーションの例では、顧客が注文の到着予定を把握しやすくするために、フルフィルメントステージのステップにカスタムのケースステータスPending-ShippingとPending-Deliveryを追加しています。

以下のインタラクションで理解度をチェックしてください。