フローアクションの事前処理を設定することで、ユーザーがアサインメントに取り組む前に関連データを提供します。 フローアクションは、データトランスフォーム、アクティビティ、ロボティックオートメーションを呼び出すことができるため、ケースのデータ操作と結びついた特有のビジネス要件を満たすことができます。
たとえば、アサインメントを完了するためにユーザーが行う必要があるフォームのフィールドに自動入力することができます。事前処理の場合、システムでは最初にデータトランスフォームが適用され、アクティビティが実行された後、自動化が実行されます。 ご自分のニーズにぴったりな事前処理の要素を指定してください。 たとえば、データトランスフォームのみを指定して、ロボティックオートメーションとアクティビティは省略することができます。
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Dev Studioのナビゲーションパネルで「Records」をクリックします。
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「Process」カテゴリーを展開し、「Flow Action」をクリックします。
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フローアクションインスタンスのリストで、編集するフローアクションを開きます。
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「Action」タブ、「Pre-processing」セクション、「Apply data transform」フィールドで、システムが実行時に現在のプライマリページに適用するデータトランスフォームを指定します。
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データトランスフォームにパラメーターが含まれている場合は、「Parameters」セクションで、パラメーターの値を入力します。
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「Run activity」フィールドで、フローアクションの追加処理を行う前に、システムが実行するアクティビティを指定します。
事前処理のためにアクティビティを使用するときは、以下の事項を考慮してください:
- アプリケーションが複数回アクションエリアを表示したとしても、ユーザーがアサインメントに対してフローアクションを選択したとき、このアクティビティは一度だけ実行します。 たとえば、ユーザーが初めて提出したデータが検証に失敗したときです。 またアクティビティは、フローアクションをプレビューしたときも実行します。
- 使用したいアクティビティでは、Commit操作を実行しないでください。またアサインメントを移動しないでください。
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アクティビティにパラメーターが含まれている場合は、「Parameters」セクションで、パラメーターの値を入力します。
例: ユーザーがエントリーポイントとしてマークされている完了済みアサインメントにコントロールを返せるようにするには、「Work-」クラスの「jumpToTask」アクティビティを使用して、次にASSIGNMENT52などの内部シェープ名で「TaskName」パラメーターを完了するか、または「previousEntryPoint」チェックボックスを選択します。 例については、「Work-.Previous」というタイトルの標準フローアクションを参照してください。 -
Robotic Desktop Automation(RDA)を使用する場合は、アプリケーションのフォームでユーザーに表示するデータを取得するために、ユーザーのデスクトップ上で実行したい事前処理オートオートメーションを指定します。
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「Run robotic automation」フィールドに、オートメーション名を入力します。
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「Description」フィールドに、オートメーションの内容を説明するテキストを入力します。
補足: オートメーションは常に同期的に実行し、オートメーションの進行中はフロープロセスは停止します。 オートメーションがプロセスを完了すると、システムはクリップボードを更新し、フローアクションが参照するセクションをレンダリングします。 -
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「Save」をクリックします。