ケースタイプが、スタンドアロンケース、子ケース、親ケースの場合、シナリオに適用するロック戦略を定義することで、データの一貫性を確保します。 複数のロック設定を一度に設定することで、ケースタイプがあらゆるシナリオで、アクセスおよびセキュリティー要件を満たすようにします。
たとえば、保険のアプリケーションの場合、ケースタイプがスタンドアロンケースか診療記録レビューケースタイプの親の場合、ロックがどのように動作するのかを設定するために、人身傷害ケースタイプについてロック戦略を定義できます。 同時に、人身傷害が自動車事故ケースタイプの子の場合のロックの動作を設定できます。 さまざまなユースケースに対して一度に設定を行うので、時間を節約できます。-
Dev Studioのナビゲーションパネルで「Records」をクリックします。
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「Process」カテゴリーを展開し、「Case Type」をクリックします。
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編集したいケースタイプを開きます。
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「Advanced」タブの、「Locking」セクションで、このケースタイプが親ケースまたはスタンドアロンケースのときのロック戦略を定義します:
選択肢 手順 一人のユーザーのみがケースにアクセス -
「Allow one user」を選択します。
- オプション:
ニーズに合わせてタイムアウト値を調整するには、「Time out value time-out duration mins.」フィールドで、ケースに対して何分間ロックしたままにするのか入力します。
デフォルト値は30です。補足: アプリケーションは、タイムアウト期間中か、ユーザーがケースを送信または閉じるまで、ケースをロックします。
複数のユーザーが同時にケースにアクセス -
「Allow multiple users」を選択します。
ユーザーがオフラインでケースにアクセスできるようにしたい場合は、複数のユーザーにケースへのアクセスを提供する必要があります。補足: アプリケーションは、同時に取り組んでいるユーザーの中で最初に行われた変更を保存します。 そのケースに取り組んでいる他のユーザーは通知を受信し、その変更をレビューするまで、更新はできません。
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- オプション:
このケースタイプが子ケースのときは親ケースをロック解除したままにするには、「Do not lock the parent case when the child case is being performed」チェックボックスを選択します。
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「Save」をクリックします。