
ポータルとページ
ポータル
ポータルとは、アプリケーションが使用するウェブチャネルです。 デバイスタイプ(デスクトップやモバイルなど)に関係なく、エンドユーザーはブラウザを介してポータルを使用します。 ポータルでは、アプリケーション ウェブ チャネルのシンプルで直観的なオーサリングが可能です。 画面レイアウトや必須機能を定義する、定義済みのポータル テンプレートを選択するとポータルを迅速に設定できます。 テンプレートは、レスポンシブなアプリケーション開発をサポートしており、モバイル専用のレイアウト オプションも含まれています。
デフォルトでPega Platform™には、2つの最も一般的なロール(役割)であるケースマネージャーとケースワーカー用の2つのポータルが含まれています。 ケース マネージャー ポータルは、ケースを表示し作業するためのスタンダード ユーザー インターフェイスを提供します。 これは、ケースとネストされたすべてのサブケース、そして関連付けられたユーザーとロールを表示します。 ケース ワーカー ポータルは、ケースを処理するためのスタンダード ユーザー インターフェイスを提供します。 エンドユーザーがデスクトップまたはモバイルデバイスで使用することを想定して設計されています。たとえば、ケース ワーカー ポータルでは、ユーザーが自身に割り当てられたケースを作成ならびに処理でき、一方ケースマネージャーポータルでは、ユーザーは個々のチームメンバーやチームキューのケースのステータスを追跡できます。
ポータルは、簡単にアクセスできるように情報が集約されたページから構成されます。たとえば、ポータルには検索、お気に入り、最近アクセスしたアイテムなどを含めることができ、ユーザーはそれらを使用してより効率的に作業を進められます。
ページメニュー
ユーザーのニーズを満たすアプリケーションを構築するには、フィールド、コントロール、リソースが画像とテキストで示されたページを作成します。 ページでは、ユーザーに追加リソースを提供できます。 アプリケーション内でメニューを作成、設定、そしてメニューにページを追加して、特定の情報を表示できます。 ポータルに追加されたページは、ポータルのナビゲーション メニューにも追加されます。 ページのリストを管理すると、主要なナビゲーション メニューをカスタマイズでき、ナビゲーションとユーザー エクスペリエンスを向上できます。 たとえば、ケース マネージャー ポータルでナビゲーションバーにページを追加し、ケースワーカーとその作業量のリストを表示できます。これにより、リソース割り当てに関するインサイトが向上します。
App Studioのメニューを使用して、完成したページを1つまたは複数のアプリケーション メニューに配置できます。 また、ページへのアクセスを追加、無効化、または管理できます。
- 既存のポータルにページを追加し、ナビゲーション メニューのチャネルのコンテンツを効果的に整理できます。
- 必要がなくなった既存のページを無効化し、ユーザーがそのページをメニューに追加できないようにします。
- ロールごとに表示できるページを指定し、ページへのアクセスを管理できます。 たとえば、従業員の評価のページは、マネージャーのみが表示できます。
ヒント: App Studioで、
をクリックし、「Pages」メニューにアクセスし、表示します。
ケースタイプ
ページには、ダッシュボードページとスタンダードページの2種類があります。
ダッシュボードは、エンドユーザーがカスタマイズするページです。 ダッシュボードは、さまざまなソースからのサマリ情報と主要パフォーマンス指標(KPI)を統合し、それを対処可能な形式で表示するウィジェットから構成されています。スタンダードページは、アプリケーションの一部として構築されたページであり、エンドユーザーはカスタマイズできません。 スタンダードページは一般的に、リストされたオブジェクトにナビゲートするためのランディングページとして構築されます。
Pega Platformにはデフォルトで「Documents」、「Pulse」、「Reports」ページが含まれます。 ナビゲーションメニューに含まれる他のページは、ロールやカスタマイゼーションに基づくようにできます。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。