Skip to main content

UseKeysの設定とASOの実装

5 タスク

45 分

Visible to: All users
初級 Pega Robotic Automation 19.1 ロボティックプロセスオートメーション 日本語

シナリオ

ビジネスケースに基づいて、ユーザーは複数の顧客に対して同時に作業する場合があります。 CRMアプリケーションには顧客情報とアカウント情報が含まれているため、ユーザーがさまざまな顧客ウィンドウを開く場合があることを想定して、データの整合性を確保する必要があります。

ソリューションおよびアーキテクチャに関するプロジェクトドキュメントによると、ソリューションでは、アプリケーションが呼び出されたときや、プロジェクトが起動したときに、アプリケーションが自動ログインする必要があります。 CRMはプロジェクトの起動時に実行されるように設定されていますが、ACMEシステムはそうするように呼び出されたときにのみ実行される設定となっているため、アプリケーションはこれに対応するために異なる設定とオートメーションの調整を必要とします。

課題

ソリューションのこの部分では、以下のタスクを行います。

  • CRMChildコントロールのUseKeysプロパティを設定する。
  • 次の表のプロジェクトドキュメントに基づいてASO設定を使用できるように、CRM.osおよびACMESystem.osを構成する。
  • グローバルコンテナ、 _GC_ACMEをACMESearchprjに追加し、ASOManagerコンポーネントをACMESearchprjに追加する。
  • ASO機能に対応できるように、CRM_E_frmLogin_CreatedおよびACME_P_SignInオートメーションを調整する。
CRM.osの構成  
プロパティ
AutoFill True
Login Control CRMbtnSignIn
Password Control CRMtxtPassword
UserName Control CRMtxtUserName
Application Key CRM
ACMESystem.osの構成  
プロパティ
AutoFill True
Login Control (空白のまま)
Password Control ACMEtxtPassword
UserName Control ACMEtxtUserName
Application Key ACME

このチャレンジを完了するには、Pegaインスタンスを起動する必要があります。

起動には5分ほどかかることがありますので、しばらくお待ちください。

詳細なタスク

1 UseKeysプロパティの設定

  1. ソリューションエクスプローラーで、「CRM.os」をダブルクリックし、デザインウィンドウでアダプターを開きます。
  2. CRM.os」タブで「Start Interrogation」をクリックして、CRMアプリケーションを起動し、「Interrogation Form」ウィンドウを開きます。
  3. Login」ウィンドウで、「Login」をクリックして、メイン CRM ウィンドウを表示します。
  4. CRM」ウィンドウで、「New Call」をクリックして、CRMChildウィンドウを表示し、Object Hierarchy内の一致するコントロールを表示します。
    CRM child
  5. Object Hierarchyで、「CRMChild」をクリックして、コントロールを強調表示します。

    補足: Object HierarchyでCRMMDIClientを展開する必要がある場合もあります。
  6. Properties」ウィンドウで、「UseKeys」プロパティをダブルクリックして、値を「False」から「True」に変更します。 Object ExplorerのCRMChild項目にはピンク色のパイプ(II)記号が付けられています。これは、そのコントロールの有効なKeyプロパティを示します。
    Setting UseKeys property
  7. CRM.os」タブで、「Stop interrogation」をクリックしてCRMアプリケーションおよび「Interrogation Form」ウィンドウを閉じます。
  8. メニューバーから、「File」>「Save All」をクリックしてUseKeysプロパティの変更を保存します。

2 CRMの支援付きサインオンの設定

  1. ソリューションエクスプローラーで、「CRM.os」をダブルクリックし、デザインエリアでアダプターを開きます。
  2. Properties 」ウィンドウの CRM.osの「Assisted Sign-on」セクションで、「Credentials」プロパティをクリックして、エリプシスボタンを表示します。
  3. 「Credentials」プロパティで、エリプシスボタンをクリックして、「Credentials Collection Editor」ウィンドウを表示します。
    CRM Credentials property
  4. Credentials Collection Editor」ウィンドウで、「Add」をクリックして新しいエントリーを作成します。
  5. Credentials Collection Editor」ウィンドウの「Properties」フレームで、「AutoFillOnCreate」プロパティがTrueであることを確認します。
  6. 「Properties」フレームの「Controls」セクションで、「LoginControl」をクリックしてドロップダウンフィールドを表示します。
  7. 「LoginControl」プロパティの右側で、ドロップダウンフィールドをクリックして、インテロゲーションコントロールを表示します。
  8. ドロップダウンリストで、「CRM-1」を展開して、CRMアプリケーションからインテロゲートされたボタンコントロールを表示します。
    Auto fill
  9. ドロップダウンリストで、「CRMbtnLogin」を選択して、「Login」ボタンをLoginControlに関連付けます。
  10. 「Controls」セクションで、ステップ1~9を繰り返して、CRMtxtPasswordコントロールをPasswordControl に関連付け、CRMtxtUserNameコントロールをUserNameControlに関連付けます。
    User Name Control
  11. Credential Collection Editor」ウィンドウで、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
  12. メニューバーで、「File」>「Save All」をクリックして編集内容を保存します。

3 ASOに合わせたCRM_E_frmLogin_Createdオートメーションの調整

  1. ソリューションエクスプローラーで、「CRM_E_CRMfrmLogin_Created」をダブルクリックし、デザインエリアでオートメーションを開きます。
  2. オートメーションで、すべてのオートメーションリンクを削除します。
  3. Object Hierarchyで、「CRMbtnUser1」をクリックして、コントロールを強調表示します。
  4. Object Inspectorで、「Show Events Only」をクリックして、選択したコントロールのイベントを表示します。
  5. Object Inspectorで、Createdイベントをオートメーションにドラッグアンドロップします。
  6. オートメーションで、CRMbtnUser1.Createdの出力をCRMbtnUser1.PerformClickの入力に接続します。 オートメーションは次の画像のようになります。
    Login created
  7. メニューバーから、「File」>「Save All」をクリックしてオートメーションの変更内容を保存します。

4 ASOに合わせたACME_P_SignInオートメーションの調整

  1. 上記の課題のACMESystem.os設定表に基づいて、ACMESystem.osプロジェクト項目のASOを設定します。
  2. ソリューションエクスプローラーで、「ACMESearchPrj」を右クリックして、コンテキストメニューを表示します。
  3. コンテキストメニューで、「Add」>「New Item」をクリックして、「Add New Item」ウィンドウを表示します。
  4. Add New Item」ウィンドウで、「Global Container」をクリックしてプロジェクトチームを強調表示します。
  5. Add New Item」ウィンドウの「Name」フィールドで、「_GC_ACME」を入力してプロジェクトチームを名前変更します。
  6. Add New Item」ウィンドウで「Add」をクリックして、ACMESearchPrjにグローバルコンテナを追加し、デザインエリアでグローバルコンテナを開きます。
  7. Toolbox」ウィンドウの「Search」フィールドで、「ASO」を入力してコンポーネントをフィルターします。
  8. 「Toolbox」で、「AsoManager」を「_GC_ACME」グローバルコンテナタブにドラッグアンドドロップします。
  9. メニューバーから、「File」>「Save All」をクリックして編集内容を保存します。
  10. ソリューションエクスプローラーで、「ACME_P_SignIn」をダブルクリックし、デザインエリアでオートメーションを開きます。
  11. 次の図に示すように、オートメーションで、オートメーションリンクを削除します。
    Acme password
  12. オートメーションで、次のデザインブロックをオートメーションに追加します。
    補足: Object Inspectorの、「Configure Type」アイコンを使用し、プロパティ、イベント、メソッドを探します。

     

    ソースプロジェクト項目 デザイン名 説明
    ASOManager1 asoManager1.IsPasswordSetメソッド
    • applicationKey」をクリックして、「ACME」を入力します。
    ASOManager1 asoManager1.ShowCredentialDialog(2つのパラメーター)
    • applicationKey」をクリックして、「ACME」を入力します。
    ASOManager1 asoManager1.PerformLogin
    • applicationKey」をクリックして、「ACME」を入力します。
  13. 次の図に示すように、オートメーションでコンポーネントを接続します。
    auto acme
  14. メニューバーから、「File」>「Save All」をクリックしてオートメーションの変更内容を保存します。

5 作業の確認

補足: 最初のメッセージを表示するには、appdata / roamingディレクトリーのPegaSystemsフォルダーにアクセスして、ASO.dbファイルを削除する必要が生じる場合があることに注意してください。

次の手順に従って、オートメーションをテストします。

  1. メニューバーで、「Debug」 > 「Start Debugging」をクリックして、デバッガを起動し、「frmTest」ウィンドウを表示します。
  2. frmTest」ウィンドウで、「Zip Code」フィールドに「30030」を入力します。
  3. frmTest」ウィンドウで、「Test」をクリックしてウェブブラウザを起動し、「Enter Credentials」ウィンドウを表示します。
  4. Enter Credentials」ウィンドウで、「User Name」および「Password」フィールドの両方に「1234」を入力します。
    Enter Credentials
  5. Enter Credentials」ウィンドウで、「OK」を入力してウィンドウを閉じ、ログインプロセスを続行します。
  6. メニューバーで、「Debug」 > 「Stop Debugging」をクリックして、frmTest、デバッガ、ブラウザの順に閉じます。
  7. ソリューションエクスプローラーで、「CRMPrj」を右クリックし、「Set as StartUp Project」を選択します。
  8. メニューバーで、「Debug」 > 「Start Debugging」をクリックして、デバッガを起動し、CRMのログインウィンドウを表示します。 「Failed to automatically login」メッセージが表示されます。
  9. Failed to automatically login」ウィンドウで、「User Name」および「Password 」フィールドに「1234」を入力します。
    Automatically login
  10. Failed to automatically login」ウィンドウで、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じ、ログインプロセスを続行します。
  11. メニューバーで、「Debug」 > 「Stop Debugging」をクリックして、デバッガおよびCRMアプリケーションを閉じます。


このモジュールは、下記のミッションにも含まれています。

If you are having problems with your training, please review the Pega Academy Support FAQs.

このコンテンツは役に立ちましたか?

改善できるところはありますか?

We'd prefer it if you saw us at our best.

Pega Academy has detected you are using a browser which may prevent you from experiencing the site as intended. To improve your experience, please update your browser.

Close Deprecation Notice