添付ファイルのカテゴリー
添付ファイルのカテゴリーの役割
ケースの処理や解決にユーザーによる必要な書類のアップロードが必要になる場合があります。 例えば、自動車保険金の請求では、請求が承認される前に、事故報告書と修理見積書の提出が必要になる場合があります。 添付ファイルを整理するために、デベロッパーは添付ファイルのカテゴリーを作成し、ケースに追加される異なる添付ファイルを区別できます。
添付ファイルのカテゴリーにはセキュリティーコンポーネントが組み込まれています。 このコンポーネントにより、デベロッパーは添付ファイルへのアクセスをカテゴリー別に管理することができます。例えば、あるグループのユーザーには事故報告書へのアクセスを許可し、別のグループのユーザーには修理見積書へのアクセスを許可することができます。
添付ファイルのカテゴリーごとに、ファイル、URL、スキャンした文書など、許可されるコンテンツの種類を特定することができます。 使用可能なファイルタイプは以下の表のとおりです。
添付ファイルタイプ | 説明 |
---|---|
ファイル | Microsoft Officeファイルなどのドキュメントファイル |
メモ | テキストを入力するためのメモフィールド |
スクリーンショット | JPGやPNGファイルなどの画像ファイル |
スキャン文書 | PDF、JPG、PNG、TIFFファイル |
URL | ウェブページへのURLリンク |
コレスポンデンス | コレスポンデンスルール |
添付ファイルのカテゴリーのアクセス制御
添付ファイルのカテゴリーにより、デベロッパーは添付されたコンテンツへのアクセスを管理することができます。 ユーザーに添付ファイルの操作を許可または拒否するために、添付ファイルのカテゴリーに権限やwhen条件を適用します。
添付ファイルのカテゴリーへのアクセスを制御するには、権限または when条件を使用します。 権限の追加時に、ユーザーがその権限を持っている場合に許可するアクションを選択します。 それぞれのwhen条件で、その条件がtrueの場合に許可するアクションを選択します。
ユーザーは、必要な権限を少なくとも1つ持っており、アクションのすべてのwhen条件がtrueであれば、カテゴリー内の添付ファイルに対してアクションを実行できます。
次の画像で「+」アイコンをクリックすると、添付ファイルのカテゴリールールの設定例について詳細を表示できます。
添付ファイル別のアクセス制御
添付ファイルカテゴリー内の個々のファイルを保護して、添付ファイル自体へのアクセスを制限することができます。
添付ファイル別のアクセス制御を設定して、カテゴリー内の特定の添付ファイルに誰がアクセスできるかをユーザーが決定できるようにします。 ユーザーがカテゴリーに添付ファイルを追加する際には、添付ファイルへのアクセスが許可される1つ以上のワークグループを特定します。
添付ファイル別のアクセス制御を有効にするには、添付ファイルのカテゴリーレコードの「Security」タブで「Enable attachment-level security」チェックボックスを選択します。
次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
- アクセス制御 v1