オートメーションデータ要素
オートメーションデータ要素
オートメーションまたはグローバルコンテキストに追加されたインテロゲート済みのアイテムやコンポーネントはObject Explorerに表示され、直接使用できます。 場合によっては、インテロゲート済みアイテムや追加されたコンポーネントから直接見つけられない要素にアクセスするために、よりクリエイティブで非標準的なメソッドが必要となることがあります。 データ要素へのアクセスには、次の2つの方法がよく使用されます。
- デザインブロックでデータ結果からプロキシを抽出する
- オートメーションパラメーターのThisプロパティまたはObject Inspectorの変数を使用する
Pega Robot Studio™では、オートメーション内でプロキシを作成する際に、簡潔で読みやすいコードのためのコーディング標準が適用されます。 プロキシとは実際のオブジェクトのエージェントであり、デベロッパーはこれを使用してメソッドにアクセスし、プロキシデータを調整、検索、操作できます。 複雑なオブジェクト(PDFComponent、ExcelConnecter、ListViews、DataTablesなど)のコレクションが含まれたコンポーネントを組み込んでオートメーションを作成する際は、しばしばプロキシの使用が必要になります。 プロキシ値は、それが抽出された元のデータポートをオートメーションが渡すまで有効になりません。
Thisプロパティメソッドは、入力パラメーターが含まれたプロシジャーオートメーションに使用することをお勧めします。デベロッパーがこれを使用すると、オートメーション全体で実行とデータリンクの食い違いを減らして、オートメーションデザインの複雑性を最小限にすることができます。
いずれのコンセプトも、オートメーション内で使用するデータ要素のプロパティ、イベント、メソッドへのアクセスを同様に提供します。