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ケースステータス

ケースステータスはケースの完了に至るまでの進捗状況を示します。 たとえば、顧客がオンラインショッピングのアプリケーションで商品を注文しようとしているものの、アプリケーション全体でユーザー向けのガイダンスが不足している場面を想像してみてください。 購入ステータスがないと、購入プロセス全体を通じて注文ステータスの追跡が困難になります。

Case type without any case statuses

ケースステータスは、ケースライフサイクルのどのステージにも、どのステップにも設定できます。 Pega Platform™には、標準のケースステータスの値(OpenPending-ApprovalResolved-Completedなど)が含まれており、必要に応じてカスタムステータスの値を追加できます。

適切なケースステータスの値

アプリケーションのケースステータスの値は、ビジネスにとって意味のあるものでなければなりません。 適切な値であれば、ケースに関連する他のデータが補完され、ユーザーにケースの処理について最も正確な説明が提供されます。   ケースステータスの値の選択では、以下の質問に答えられるようにしておきます。

  • ワークの進行中に、業務上必要なレポートとは何ですか。
  • ケースが解決した後、ビジネスではどのようなレポートが必要ですか。
  • ビジネスでは、ステータス別にケースをどのようにグループ化する必要がありますか。
  • ステータスの変更をトリガーする主なイベントは何ですか。
ヒント:   ベストプラクティスは、ケースタイプに10個以下のケースステータスを含めることです。   

ケースのステータス値に名前を付けるには、プレフィックスNewOpenPending、またはResolvedを使用します。    

ケースステータスの更新

ステージのケースステータスを設定した場合、ケースがそのステージになるとケースステータスはステージに定義された値にPega Platformにより自動的に更新されます。 最後のケースライフサイクルステージでは、完了ステータスを指定できます。これはステージのすべてのプロセスが完了した後に表示されるケースステータスとなります。 オンラインショッピングアプリケーションの例では、ケースのライフサイクルステージごとにケースステータスを更新するように設定することで、顧客はケースの主なマイルストーンごとに注文状況を把握できます。 Shippingステージではケースライフサイクルの最終ステージとして、Resolved-Completed解決ステータスが設定されます。    

Case type with a case status at every stage

ステップレベルでより具体的なケースステータスを設定した方が良い場合もあります。 ステップでケースステータスを設定した場合、ケースがそのステップになると、ケースステータスはステップに定義された値にPega Platformにより自動的に更新されます。 オンライン ショッピング アプリケーションの例では、注文が出荷準備完了や出荷済みとなったタイミングで顧客が詳細な情報を求めているというフィードバックを受け取っています。

case-status-stages
 

次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。


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