データトランスフォームを利用してプロパティ値を設定すると、開発がスピーディーに進み、アプリケーションのメンテナンスが容易になります。 データトランスフォームを作成すると、フォーマットやクラスのデータを別のフォーマットやクラスに変換できます。
たとえば、顧客が注文フォームに配送先住所を入力した場合、データトランスフォームを設定しておくと、請求先住所にも同じ詳細を入力できます。-
Dev Studioのヘッダーで、
をクリックします。 -
「Label」フィールドに、データトランスフォームの簡単な説明を入力します。
- オプション:
データトランスフォームの名前を手動でセットするには、「Identifier」セクションで「Edit」をクリックします。
デフォルトでは、システムは「Identifier」フィールドに入力したテキストに基づいて、このフィールドに読み取り専用の値を自動的に入力します。 スペースと特殊文字は無視されます。
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「Additional configuration options」で、データトランスフォームのデータモデル形式を選択します。
- クリップボードをデータモデルとして使用する場合は、「Clipboard」を選択します。
- データモデルとしてJSONを使用する場合は、「JSON」を選択します。
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「Context」セクションで、データトランスフォームのコンテキストを指定します。
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レコードを保存するアプリケーションレイヤーを選択します。
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「Apply to」フィールドで、このデータトランスフォームを適用するクラスを選択します。
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「Add to ruleset」フィールドで、レコードを含めるルールセットの名前を選択し、リストからバージョン番号を選択します。
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- オプション:
この開発変更でアプリケーションが関連付けるデフォルトのワークアイテムを上書きするには、「Work item to associate」フィールドで「下矢印」キーを押してから、「ワークアイテム」を選択します。
デフォルトワークアイテムについての詳細は、「Setting your current work item」を参照してください。
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「Create and open」をクリックします。
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「Definition」タブで、選択したデータモデルに基づいてデータトランスフォームの詳細を設定します。
選択肢 手順 クリップボードを使用してデータトランスフォームを設定する -
「Action」列で、データに対して実行するアクションを選択します。
クリップボードで使用可能なアクションについての詳細は、「Data transform actions for Clipboard」を参照してください。
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「Target」列で、選択したアクションのターゲットを指定します。
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可能な場合は、「Relation」列でターゲットとソースの関係を指定します。
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「Source」列で、選択したアクションのソースを指定します。
- オプション:
データトランスフォームにアクションを追加するには、「Add a row」をクリックして、手順8.a~8.dを繰り返します。
- オプション:
このデータトランスフォームと、親クラスで同じ名前のいずれかのデータトランスフォームを紐付けるには、「Call superclass data transform」チェックボックスを選択します。
実行時はまず、システムにより最上位レベルのデータトランスフォームでアクションが実行されます。
JSONを使用してデータトランスフォームを自動マッピングする -
「Auto-map all data」チェックボックスを選択します。
補足: システムにより実行時にJSON文字列がクリップボードにマッピングされます。 -
「Top element structure」セクションで、データトランスフォームの構造についてオブジェクトか配列かを選択します。
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要素構造が配列の場合は「Pagelist Property」フィールドで、配列をマッピングするプロパティを選択し、JSON要素を選択します。
JSONを使用してデータトランスフォームを設定する -
「Top element structure」セクションで、データトランスフォームの構造についてオブジェクトか配列かを選択します。
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要素構造が配列の場合は「Pagelist Property」フィールドで、配列をマッピングするプロパティを選択し、JSON要素を選択します。
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「Action」列で、データに対して実行するアクションを選択します。
JSONで使用可能なアクションについての詳細は、「Data transform actions for JSON」を参照してください。
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「Clipboard」列で、JSONシリアル化または逆シリアル化で使用するクリップボードを選択します。
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可能な場合は、「Relation」列でターゲットとソースの関係を指定します。
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「JSON」列に、JSONデータの配列、オブジェクト、または簡単なフィールド名を入力します。
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データトランスフォームにアクションを追加するには、「Add element」をクリックして、ステップ「8.c」~「8.f」を繰り返します。
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- オプション:
すべての子行を非表示にするには、「Collapse All」をクリックします。
- オプション:
すべての子行を表示するには、「Expand All」をクリックします。
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「Save」をクリックします。
- クリップボードのデータトランスフォームアクション
ケースを処理する時間を節約するために、データトランスフォームを使用してアプリケーションにデータを入力します。 データトランスフォームを使うと、あるフォーマットやクラスのデータを別のフォーマットやクラスに変換できます。
- JSONのデータトランスフォームアクション
データトランスフォームでアプリケーションにデータを提供するとケース処理の時間を短縮できます。 データトランスフォームを適用すると、指定したソースからの値をターゲット値に入力するため、同じデータを二度入力する必要がなくなります。
- データトランスフォーム
データトランスフォームでは、あるフォーマットおよびクラス(ソース)のデータを別のフォーマットおよびクラス(ターゲット)のデータに変換する方法を定義します。 サポートされている形式はクリップボードとJSONです。 アクティビティの代わりにデータトランスフォームを使用してプロパティ値を設定すると、開発がスピーディーに進み、アプリケーションのメンテナンスが容易になります。
- データトランスフォーム - フォームの作成、名前を付けて保存、特殊化を行う
- データトランスフォームの詳細
データトランスフォームを使用すると、特定のクラスのオブジェクトの初期プロパティを指定したり、クラスのインスタンスのプロパティ(およびその値)を別のクラスのインスタンスにマッピングしたりできます。