ロボティック設定ファイル

ウェブアプリケーションを使用するソリューションについて考えてみてください。 アプリケーションディスカバリー中に、あなたはアプリケーションに、トレーニング、テスト、運用の3つの異なるURLがあることに気付いたとします。 デベロッパーは、デプロイメント用のプロジェクトとソリューションをどのように調整するのでしょうか。 デベロッパーは、ウェブアプリケーションのスタートページのURLを調整する3つの異なるソリューションを作成することはできますが、ソリューションに他の変更があった場合に、ソリューション間の保守性と一貫性に問題が生じます。

そのようなシナリオに対応するため、Pega Robot Studio™には、設定プロジェクト項目があります。 設定プロジェクト項目には、単一のソリューションに対するさまざまな設定が含まれます。 デベロッパーは、ソリューションのデプロイメントパッケージを作成する前に、設定ファイルを追加し、各設定ファイルに基づいて異なるデプロイメントパッケージを作成することができます。

設定プロジェクト項目を使用してコントロールのプロパティを異なる値に設定し、各プロパティ/値設定を使用して、単一のプロジェクトを実行またはデプロイできます。 このようにすると、1つのソリューションを使用して、そのソリューションに複数のデプロイメントパッケージを作成できます。

設定プロジェクト項目には、あらゆる設定可能な値、プロパティ要素、そしてマッチルール値を追加できます。

マルチプロジェクトソリューションで、インタラクションフレームワークと設定プロジェクト項目を使用する際には、すべてのプロジェクトで同じ名前を持つ設定プロジェクト項目を使用することがベストプラクティスです。 そのようにすると、コントローラープロジェクトに必要な設定プロパティがすべて含まれるようになります。