ビュー

ワーク完了の一環として、アプリケーションはフォームとも呼ばれるビューを使用して、ユーザーから情報を収集したり、ユーザーに情報を表示したりします。 ビューには、現在のアサインメントを完了するために必要なフィールドが表示されます。

たとえば、ローン申請で、申請者が個人情報、ローンの詳細、関連する財務情報を入力できるフィールドを備えたオンラインビューが提供されたとしましょう。 申請者の情報を読み取り専用フィールドとみなし、承認・不承認の結果とその説明を編集可能なフィールドに入力する内部ローン担当者には、異なるビューが提示される場合があります。

ユーザーが必要な情報を関連するフィールドに入力できるようにビューを設計します。 Pega Platform™により、ユーザーが入力したデータが保存され、再利用することが可能になります。 このアプリケーションでは、保存されたデータを編集できるようにしたり、読み取り専用にしたりできます。

ローンを組むためのプロセスを実行するとします。 この例では、2つのステップと2つのビューがあります。

プロセスの最初のステップでは、顧客はローンの申請をする必要があります。 このビューには、顧客の名前、ローンの金額、ローンの種類などの情報を入力するためのフィールドが表示されます。 顧客がフォームを記入すると、審査のためにシステムからローン担当者にリクエストが送信されます。

プロセスの2つ目のステップでは、ローン担当者は、申請から収集されたデータをローン担当者ビューで確認できます。 ローン担当者は読み取りのみ行うことができ、更新はできません。 また、ローン担当者ビューには、ローン保険の適性や申請の承認結果などの情報を担当者が入力するためのフィールドが表示されます。

以下の画像の中央にある縦棒をスライドすると、ローン申請のステップを表示できます。

ユーザーが特定のタスクを実行するために、確認または収集する必要がある情報を判断します。 ユーザーが指定された情報を入力するためのビューを作成します。

ビューを作成する前に、次の点を確認しましょう。

• ユーザーが確認する必要のあるフィールド
• 編集可能または読み取り専用のフィールドであるか
• ユーザーがこれらのフィールドへ値を入力する方法
• ユーザーがフィールドの値を変更する必要があるか

これらの質問に対する回答表を作成すると準備が整います。以下は、ローン申請ビューのフィールドの例です。

次の問題に答えて、理解度をチェックしましょう。