分散型アプリケーションケースの相互作用

マッシュアップコードを生成するか、Dev Studioのケースタイプ設定内でマイクロサービスコードを生成して、Pegaのケースタイプを外部アプリケーションに公開できます。 選択するメソッドは、ユースケースと要件によって異なります。

Pega Web Mashup、旧称Internet Application Composer（IAC）により、ウェブサイトアーキテクチャにマッシュアップコードを埋め込むことができます。 オンプレミスかクラウドでのホストかに関わらず、Pega UIコンテンツを組織のウェブサイトに埋め込む必要がある場合は、このオプションを利用します。 たとえば、クレジットカードアプリケーションのケースタイプを銀行の企業ウェブサイトに埋め込めます。

デプロイメントと設定オプションの詳細については、Pega Communityの「Create a Web Mashup」ランディングページを参照してください。

マイクロサービスアーキテクチャは、スイートとして一緒に機能する独立した軽量のサービスを使用する、アプリケーション開発メソッドです。 マイクロサービスアーキテクチャでは、アーキテクチャに含まれる各サービスは、

• 個別にデプロイが可能です
• 一意のプロセスを実行します
• 明確に定義された軽量のメカニズムを通してコミュニケーションします
• 一つのビジネス目標に対し機能します

マイクロサービスアーキテクチャアプローチは、通常、モノリシックアプリケーションアーキテクチャアプローチと対比されます。 たとえば、「Customer」、「Product」、「Order」のケースタイプを対象にした単一のアプリケーションを設計する代わりに、各ケースタイプのオペレーションに対処する分離したサービスを設計できます。 マイクロサービスとして各ケースタイプを公開することで、複数のソースからサービスが呼び出され、各サービスは独立して管理、テスト、デプロイされます。

Pega Platform自体は、マイクロサービスアーキテクチャではありませんが、Pega Platformは、以下の理由により、マイクロサービスアーキテクチャスタイルの補完的役割を担います。

• コンシューマブルサービスとしてPega Platformのいずれかの側面を（ケースを含み）公開して、Pega Platformをマイクロサービスアーキテクチャに加えることができます。 Pega APIの詳細については、Pega Communityの記事、「Pega API for the Pega Platform」を参照してください。
• このサービスをアプリケーションとして、またはルールセット内に存在する個々のサービスとして作成できます。
• 作成したサービスはアプリケーション全体で再利用でき、Situational Layer Cakeを活用することで、サービスに負荷をかけ過ぎずに、各サービスの機能に柔軟性を持たせられます。