![Pega Process Fabric Hub Architecture](https://academy.pega.com/sites/default/files/styles/1024/public/media/images/2021-07/PegaProcessFabricHub.jpg?itok=T8-vUnyZ)
エンタープライズ用のPega Process Fabric Hub
一般に大企業では、新旧テクノロジーを織り交ぜながら個別のアプリケーションを開発し、業務を自動化しています。 ユーザーは何度もアプリケーションにログインしたり、コンテキストを切り替えたりしながら仕事を進め、作業を完了させるというのが一般的です。 アプリケーションのほとんどはサイロ化、つまり孤立しています。 サイロ化しているアプリケーション間の情報共有は簡単ではないため、タスクを完了させるために多くの努力が必要です。
Pega Process Fabric Hubは、異なるテクノロジー上で動作する複数の独立したアプリケーションのデータを使用して、従業員やユーザーに関連するタスクを統合し、管理し、優先順位を設定し、自動化できるようにするためのツールです。 これはマネージャーと従業員にとって、ワークリスト、割り当て、およびインサイトを表示する単一のタッチポイントとして機能します。
以下のシナリオについて考えてみてください。
大手銀行では、以下のようなアプリケーションを使用しています。
- Pega Platform™は、クレジットカードおよびローンアプリケーションの開発に使用されています。
- ServiceNowは、クレーム管理および口座開設アプリケーションの開発に使用されています。
タスクは各アプリケーションのワークリストまたはワークキューにルーティングされます。 アナリストは、異なるURLでホスティングされている独立したアプリケーションに切り替えてログインすることでこれらのタスクを実行できます。
または、Pega Process Fabric Hubを使用して、複数の異なるアプリケーションを使用するアナリストがタスクにアクセスできるようにすることもできます。 アナリストがPega Process Fabric Hubにログインすると、勤務中にコンテキストを何度も切り替えることなく、すべてのアプリケーションのタスクを完了できます。これにより時間を節約し、効率を高めることができます。
Pega Process Fabric Hubはオープン(REST)APIアーキテクチャを採用しているため、他のオープン(REST)APIベースのアプリケーションも、Pega Process Fabric Hubアプリケーションに一元化して接続できます。
Pega Platformバージョン8.1以降、Pega Process Fabric Hubでは、以下の環境でのアプリケーションのホスティングがサポートされています。
- オンプレミス
- Pega Cloud®サービス
- クライアントマネージドクラウド
Pega Process Fabric Hubでは、ケースタイプとアサインメントに基づいて処理が行われ、ユーザーが完了したアサインメントに関するデータが取得されます。
補足: PulseまたはSpacesで作成されたタスクは、Pega Process Fabric Hubではサポートされません。
Pega Process Fabric Hubの中央ストレージには、以下のデータが保管されています。
- アプリケーションレジストリ
- 登録済みのすべてのアプリケーションのタスク
- オペレーターワークキューの関連付け
- NextBestWork/GetNextWorkの設定
Pega Process Fabric Hubには、以下の機能が含まれています。
- Interwoven Worklist
- Application Registry
- Insights
- Next Best Work
詳細については、「Process Fabric」を参照してください。
このトピックは、下記のモジュールにも含まれています。
トレーニングを実施中に問題が発生した場合は、Pega Academy Support FAQsをご確認ください。