誤ったルール変更や、複数のデベロッパーが同じルールで作業する場合に発生する競合を回避するために、チェックアウトを行うことで、ルールをロックし、ルールを安全に変更できるようにします。 編集前にルールをチェックアウトすると、不要なルール変更を回避できるため、結果として時間を節約でき、アプリケーションの品質も向上します。
チェックアウトできるのは、ロック解除されたルールセットに属すルールのみです。 ロックされたルールセットに属すルールを編集するには、プライベートエディットを行います。 詳細は、「Performing a private edit」を参照してください。
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Dev Studioのナビゲーションパネルで「Records」をクリックし、編集する必要があるルールの含まれるカテゴリーを展開して、ルールをクリックします。
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ルールフォームのヘッダーで、「Check out」をクリックします。
パーソナルルールセットに、元のルールのコピーまたはベースルールのコピーが配置されます。 ユーザーが変更をチェックインするまで、他のユーザーはこのルールをチェックアウトできません。
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必要に応じて、ルールを変更します。
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「Save」をクリックします。
アプリケーションによって、チェックアウトしたバージョンのルールに変更が保存されます。 これらの変更は、ユーザーのみに表示されます。 アプリケーションでルールを実行すると、ユーザーのチェックアウトしたバージョンが使用されます。
- 標準のルールチェックアウト
以下のすべての条件を満たしている場合、標準チェックアウト用の「Check out」ボタンが表示されます。
- プライベートチェックアウト
通常、標準のチェックアウトで使用できないルールについては、プライベートチェックアウトを実行できます。 たとえば、ロックされたルールセット内のルールをチェックアウトし、このルールを変更して、変更内容をテストできます。
- ブランチへのルールのチェックアウト
ブランチにルールをチェックアウトすることで、ルールに変更を加え、ブランチルールセットに保存できます。
- チェックアウトの表示とバルクアクションへのアクセス
Dev Studioのヘッダーで「Checkouts」
アイコンをクリックし、オペレーターがチェックアウトしたルールのリストを開きます。 ルールは、タイプ、名前、適用クラスでまとめられています。 「Private」オーバーレイでは、以下のアクションを実行できます。 - ルールチェックアウトの注記
ルールのチェックアウト時に、以下の情報に注意してください。
- ルールチェックアウトのヒント
いくつかの機能を使用して、アプリケーションですべてのルールをチェックアウトしたことを判断できます。また、他の機能を使用して変更を元に戻し、デフォルトのチェックイン手順を上書きすることもできます。
- パーソナルルールセット
オペレーターIDで「Allow rule check out」オプションが有効になっているユーザーは、ルールインスタンスのコピーをパーソナルルールセットに配置できます。 このルールセットの名前は、「[email protected]」などのオペレーターIDになります。 パーソナルルールセットは、プライベートルールセットと呼ばれることもあります。
- ルールのチェックイン
ルールをチェックアウトして編集した後、その変更を開発チームが利用できるようにするには、ルールをチェックインします。 編集や更新を行ったルールをチェックインすると、アプリケーションの効率的な開発に役立ち、他のデベロッパーが同じルールで作業する場合に発生することがあるエラーを回避できます。
- ルールのチェックインプロセス
オプションのルールチェックイン機能を使用すると、Pega Platformのフロールールを使用して、アプリケーションへの変更を管理できます。 この機能を使用すると、大規模な開発チームの作業を調整したり、機密性の高いアプリケーションへの変更を制御したりできます。
- Project Management Framework(PMF)
PMFとの統合は推奨されていません。 「Application rule」フォームから、Pega Agile Studioなどの別のプロジェクト管理ツールとの統合を設定できます。